光を切る
SNSを見ていると、クリップオンストロボのアイテムも増え、
手軽にストロボを使って作品撮りしてるのが分かる。
解説本も何種類も出て、如何にして光を作るかに重点が置かれている。
カラーフィルターで色を変えたりなど多様だ。

が、しかし。 「光を切る」事に言及している本を、ここ1、2年で発刊されたものの中に見た記憶がない。
実はこの「光を切る」事はストロボを使う上で重要だったりする。
余計な光を回さない技術は、白ホリのスタジオで人物を撮ったり、
ブツ撮り・メニュー撮りでも大切なテクでもある。
「フラッグ」と呼ばれる専用のアイテムから、黒ケント紙、レフだったりと種類は様々だが、機会があれば、この光を切るって技術を是非覚えてもらいたい。
このメニュー写真も、余計なところに光が行かないように、 黒のスチレンボードでカットしている。
光を使い切るためには様々な技術がある。
だからストロボ撮影は面白い。