2019年8月16日にα7R3を購入した。
ちょうど1年とほんの少し過ぎた事に気が付いたので、
1年前の画像フォルダを開いてみた。
新しいカメラをテストしたくて、たしか好美ちゃんにモデルをお願いしたのを
覚えている。
RAWデータのフォルダと、現像したTIFFのフォルダを見てみると、
・・・とにかく色がひどい・・・。
当時の現像【RAWデータの色味調整】だけのデータはこちら
30年間のキャノン生活で、とにかくマゼンダに振ろうとして酷い事になっている。
コントラスト高めにしたくて、今見るとどれも破綻してる(汗
1年ちょっとSONY機を使い、色々と分かって来た事もあったので、ついさっき同じRAWデータを、今の自分のフローで現像し直してみた。
随分ナチュラルになった。
この写真も【色調整のみ】の現像だ。
そもそも、1年前の自分はキャノンの色を再現したくて、色々とこねくり回した結果、
何ともひどい色にしていた。
しかし、キャノンをSONYで再現する必要はない。ましてや、自分で撮った写真の着地点は自分が知っている。どういうテイストで、どんな空気感でというのは、撮った本人しか分からない事だ。
そういう部分を大事にしてRAW現像に臨めば、メーカーの色に惑わされず、誰かのプリセットを使わずとも、自身のオリジナルを大切にした写真を作り出す事が出来るのではないだろうか。
SONYに乗り換えた事によって、写真を作るプロセスを見直す事が出来たのは、
今更ながら良い経験になったと思う。
Comments