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執筆者の写真AKIRA INOUE

撮り狂っているか


今日はプライベートの撮り初め。昨年もお世話になった好美ちゃんにお願いして、最初は石狩の海へ。しかし、コンディションの悪さに札幌に引き返し、久しぶりの「夜遊美(よあそび)」開催。

いつもはProfotoB1を持ち込んだりするのだけど、今日はクリップオン1個と専用の45cmオクタボックスだけの簡単仕様だ。レンズはSIGMA 50mm F1.4DGのみ。

上の写真はまさに今夜撮ったもの。


さてタイトル。写真をやっていて将来写真でメシを食っていこうと思ってる人もいるだろう。特に20代の若者は「撮り狂っている」だろうか。

以前、撮影現場を見せてもらった時に遠慮もあったかも知れないが、その場所で3、4枚シャッターを切ったら「OK」って感じで次に移動していた。

個人的に「本当にOKなのか?」という思いだった。

照明の位置を変える事も無く、アングルを変えてファインダーを覗く事もない。


自分は年間18万〜22万ショット撮る。ほとんどが女性だ。

与えられた時間の中で、その女性の良いところを探しまくる。

そしてそのペースの撮影を支えているのは、昔「撮り狂っていた」からだと思っている。

当時、ひどい時は1回の作品撮りで3000枚くらい撮っていた。

少なくても500枚ほど。それくらい切っても、アタリは4〜5枚。


自分の納得する写真を撮るのは難しいし、一生の課題かも知れない。

だからこそ、撮り狂って欲しい。

物の見方やアングル、構図など実際に撮らないと分からない事は多い。

例え自分の思った通りに撮れなくても、撮り狂った先に答えがあると信じている。

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