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別れと出会い(前編)

更新日:2020年8月12日

Canonを使い始めて今年で30年だった。

19歳になり、その年の初ボーナスでEOS650のレンズキットを購入したのがスタートになる。それまではオリンパスのOM-10を借りて使ったり、父親に買ってもらったミノルタのバカチョンを使っていた。


それもあって、EOSシリーズは自分にとって高価で豪華な一眼レフに見えた。

それから幾つかのEOSを使い、デジタル一眼の普及と共にEOS30Dを購入。しかし、APS-Cに馴染めず2ヶ月後にフルサイズデジタル一眼のEOS 5Dに乗り換えた。


初代5Dから5D4まで。約14年間に渡りお世話になった。



2016年の夏、SONYとの関係が始まった。

札幌の大通りにあるSONYのビルに呼び出され、SONYのカメラを使って欲しいと言われた。


理由は札幌にポートレートを主軸にしてるプロカメラマンがおらず、費用をかけ東京から講師を呼んでいる実情があり、自分に当時のSONYのミラーレス一眼を使ってもらい、プロサポートに入会して講師をして欲しいという内容だった。

もちろん、東京から呼ぶとコストがかかる為に、何とかしたいという話もしていた。


が、当時の自分はミラーレスに懐疑的だったのと、なんと言っても一式揃えるには高額で、そこを回収出来るか不安だった事もあり、こちらの要望が通らないと分かった段階で、丁重にお断りしてしまった。

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