その頃のSONYはα7R3が出る直前で、
「来年、凄いの出ますよ。Canonユーザー様も驚くと思います」と、
自信たっぷりに教えてくれた。
しかし、「やって欲しい」とお願いしてきたのに、機材は貸し出さないし、
購入前提のプロサポート入会に納得が行かなかったので、 その時は大して興味も湧かなかった。
それから2年後の2018年。
知人からの紹介もあり、札幌にオープンしていたSONYストアでプロサポ専門のスタッフさんを紹介して頂き、色々と話を聞かされた。
こちらも気を悪くするかな?・・・と思いつつ、2016年当時の事を話をさせてもらった。そう「対応がちょっと・・・」と。
話を聞いて頂いたプロサポのスタッフさんは気を悪くするどころか、
「現在は全く違います!」と説明してくれた上に、まだ購入するかも分からない
Canonユーザーの自分に「とにかく使ってみて欲しい」とカメラを貸してくれたのだった。
慣れないSONY製ミラーレス一眼。
長年Canonに慣れてしまうと、全てにおいて比較し「ここが悪い、どこが不満だ」と
言ってしまいがちになるが、写し出された写真は、とにかく綺麗だった。
1年間、数度レンタルでカメラを借り、色々と撮影した結果、2019年8月にα7R3を購入させてもらった。同時にSEL85F14GMという「Gマスター」と呼ばれるレンズも。 使っていた5DMark4よりも画素数も上、当然解像度も凄い。
徐々に周辺機材も揃え、仕事上の実用化に向けて準備をしていった。
そして今年。
SEL2470GMという標準ズームとα7IIIというSONYの中では、35mmフルフレームの
ベーシック機を購入した。
なぜα7IIIだったのかは、後日ブログに書くとして、
2020年の夏、30年間写真仕事も写真趣味も支えてくれたCanonと別離した。
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